2020夏のギリシャ観光 ~ロックダウン解除後~ 追記あり
ギリシャのロックダウンが解除されてから3週間が経ちました。
ここ数日は新規感染者数がひと桁で推移してます。
ヨーロッパで爆発的感染が広まったCOVID-19ですが、ギリシャは国内で感染者が確認される前から空港などでの水際対策を強化していました。最初の感染者が確認されるとすぐに大勢が集まるイベントなどを中止し、感染が広まる前に学校閉鎖や外出自粛を呼びかけ、早期のロックダウンが発動されました。
その成果か現時点でも抑え込みに成功しています。
ロックダウンが解除されギリシャでは、この夏のツアリズム復活にむけてプランが発表されました。
解除後から少しずつお店や学校が再開されていましたが、今週からカフェやレストランも屋外席のみ利用可で再開されました。国内の島への移動も可能になりました。
海外からの観光客の受け入れは6月15日から始まります。(7/1まで延期になりました)まず最初は29か国のみで各国のCOVID-19のデータに基づいて選ばれたそうです。
キプロス、イスラエル、ドイツ、中国、オーストラリア、日本、デンマーク、オーストリア、ブルガリア、セルビア、ルーマニア、アルバニア、北マケドニア、クロアチア、ハンガリー、スロベニア、チェコ、スロバキア、ノルウェー、スイス、エストニア、ラトビア、レバノン、リトアニア、マルタ、モンテネグロ、ニュージーランド、韓国、フィンランド
の29か国です。日本からの観光客も6月15日(7/1からに変更)から受け入れ始めるようですね。
その後7月1日、7月15日と入国可能国が追加されていく予定です。
6月15日(7/1からに変更)からはアテネとテサロニキ空港のみ入国可(その後段階的に島の空港からも入国可になっていく)で空港到着時にランダムにCOVID-19の検査が行われるようです。全員ではないようですね。
飛行機内、空港内ではマスクの着用が必要で違反者は150€の罰金を払わないといけません。1.5メートル以上のソーシャルディスタンシングも義務となっています。
フェリーなどでもマスクの着用義務があります。またフェリーの乗客定員が半分くらいになるので、チケットは余裕をもって購入したほうがよさそうです。
遺跡や博物館も5月18日から再開されていますが、まだ入場者数は少ないようです。入場に関しては時間ごとに人数を区切って行う予定です。
街中ではマスクをしている人も見かけますが、ロックダウン中よりは少なくなりました。お店の中など閉鎖された場所ではマスクの着用が義務づけられていますが、どうなんでしょう、お店によってはしていない人も見かけます。あと入店制限がありますので、人気のお店ですと少々待たないといけないかも知れません。
病院内、公共交通機関(タクシー含む)内はマスク着用が義務付けられています。違反者は罰金です。警察の人が結構いますので気を付けて下さい。
以上5月26日時点での情報ですが、状況により変わる可能性がありますのでご了承下さい。
追記;ギリシャ国内の感染状況により、政府の対策も変化しています。最新情報を確認して旅行の計画を立てることをお勧めします。
外務省の旅レジというのに登録すると、ギリシャの最新情報が手に入るそうです。